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ハングルってなんだろう

ハングルは作られた文字

もともと朝鮮半島は、我が国と同じく、中国からの文化が元になっているものが多く、儒教朱子学などの学問も強く国の基本に影響を与え、当然使われている言語も漢民族で使われていた漢字を使って文字を表していた。

我が国では、今では器用に漢字とひらがな、カタカナを混ぜ合わせて美しい文字表記ができあがっている。一方朝鮮半島では、長く中国の朝貢国であったので、話ことばと書き言葉は異なり、書き言葉には漢字のみを使った漢文が使われていた。そのため、当然学のない人たちは、漢文で記された公文書は読むことも書くこともできなかった。

李氏朝鮮 第四代 世宗王 (セジォン)は、「愚民はいいたいことがあっても文字に表せないのは不憫だ」とし、国字をあらたに創設した訓民正音。それが1446年。しかし結局、冊封を受けていた中国文化への従属関係は打ち切りがたく、この訓民正音は女文字とか、子供文字などと蔑まれ、公式文書に使われることも、貴族階級である両班(ヤンバン)といういわゆる学のある人々の間で使われることもなかった。

1900年の初頭あたりから、ようやくハングルは日の目を見、学校で使用されたこともああって急速に広まっていったとされる。この間ほぼ500年、陰の存在であったハングルの普及には、日本統治も関係しており(このあたりはまたややこしい話)、日本語の漢字仮名交じり文を参考にして、漢字ハングル交じり文を作ったという。

日本語との類似点

なるほど、だから日本語と同じ単語がたくさんあるのだなーと納得。

日本語と朝鮮語はよく似ているといわれるけど、実際音を聞いたりしている限り、朝鮮語はどう聞いても中国語の兄弟と思われ、多分日本統治時代のなごりが、ハングル表記に現れていると思われます。

似ているのは、助詞があることと、語順が同じことが多い、そして漢字の音が同じ単語が多いということのようです。

誰にでも使えるようにしたハングル

つまり日本語を話せる人が朝鮮語を簡単に話せるようになるというより、ハングルは昔の王様とその側近の賢人たちが知恵をしぼって、愚民にも読める表記を編み出したわけなので、簡単にできているというわけなのでした。きっと集中力のあるひとなら、1時間でハングルは読めるようになると思われます。

 

昨日テレビで、タマネギ男ことチョグク氏の法相辞任に関連した番組で、櫻井よしこさんがいっていたのですが(これまた韓国の知人からの話という伝聞)、現代の韓国の人は読書をあまりしないという。なぜなら漢字文化を捨ててしまったハングルのみの表記の韓国語の文章は、日本語でいうところのひらがなとカタカナだけの文章を読むようなもので、とても読めたものではないからだという。漢字との決別がもたらす文化の低下は、世宗王が訓民正音を発したときに、周りの大臣たちが危惧していたこと。500年を経て、その懸念が本当になってしまったのだろうか。

 

韓国がなぜ漢字とさよならしてしまったのかは、またいつか。